てるる

悪魔の奴隷のてるるのレビュー・感想・評価

悪魔の奴隷(2017年製作の映画)
3.3
インドネシア産のホラー「夜霧のジョギジョギ(モンスター)」のリメイク版。

母親の死をきっかけに、家族の恐ろしい秘密が明らかになっていく。

インドネシア版パラアク(2以降)みたいな話。
インドネシアはイスラム教が約9割近くを占めるけど、悪魔とかその辺は同じなんだなと。

一応オリジナルに倣ってゾンビも出てくるは出てくるけど、ゾンビメインでは全くない。
けどホラーとして怖がらせようという意気込みは感じる。

あの布をかけるシーンとか、チリンチリン鳴ってお母さん見に行くシーンのループとか、「おっ?!」と思わせるシーンあり。
あとこの映画のハイライトはバイク転倒シーンだよなぁ。

しかしカルト教団に詳しそうなおじいちゃんや、ムスリムの聖職者っぽいおじいちゃん出てくるけど全然悪魔と戦わない!

なんか家族愛で押し通そうとするけど、やっぱ悪魔祓いシーンとかないと物足りぬ。
制作陣の本気度が感じられる作品だけに勿体ない。
てるる

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