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それだけが、僕の世界のJBのレビュー・感想・評価

それだけが、僕の世界(2018年製作の映画)
3.8
パク・ジョンミンの演技と、別撮りなしだというピアノの超絶技巧を観たくて。

〝これ、絶対泣くやつ”という分かりやすい設定だったけど、その分かりやすいメインストーリーだけに焦点を合わせてたところに好感がもてた。
イ・ビョンホンが落ちぶれた元ボクサーだったり、ハン・ジミンが事故で片脚を失った元ピアニストだったり。(クセのある役ばかりやってるファン・ソクチョンがちょっとカッコよかったり)。
そういう枝葉の話は抑えて抑えて、兄弟と親子の姿が静かに丁寧に描かれていたので、都合良すぎるのでは⁉︎な展開にも目をつぶれた気がする。

それにしても、ピアノ演奏シーンには思わずスタンディングオベーション。これだけでも、一見の価値あり!です。
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