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人魚の眠る家のmmmのレビュー・感想・評価

人魚の眠る家(2018年製作の映画)
4.5
脳死の本人自体は意識が無いから、生きたいという気持ちがないのに、死を受け入れられない家族の生への執着が少し怖く描かれていた。
でももしも自分がその家族だったら、少しでも生きているように思えるんだったら、同じ事をしていたかもしれない。
科学技術の発達のおかげで延命はできるかもしれないが、死を決定づけることが難くなり、その家族が死の定義を選択して、認めなくてはならなくなる。または、死自体を認めないという選択肢を取り続ける場合もあると思う。
何をもって死なのかを考えさせられた。
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