このレビューはネタバレを含みます
これも観なきゃ観なきゃと思ってて
もう3年近く経っちゃってたよ？驚
東野圭吾さんらしい内容でしたね。
(多くを語れるほど知りませんがすみません←)
でも思ってたより、という感じだった。
子供達が泣くところは辛かったけど。
本当に誰も悪くないのになぁって。
自分がもし脳死とかになったとしたら
すぐにでも臓器提供してほしいと思ってる人間で、
今作を観ててもやっぱりいろんな意味で
延命治療とか絶対しないで欲しいと思いましたね。
でも自分が親になったとして、
自分の子供が脳死ですって言われたとき、
どうするかって言われても今分かんないよね。
想像はできても感じることが今は何も出来ない。
当たり前だけど。
出てくる人みんなの気持ちわかるようで
誰の気持ちもわからない不思議な映画だった。
特に川栄李奈ちゃんが演じてた役が、なんていうか、
「お前なんなの？」ってなっちゃった(笑)
彼氏との時間が奪われて自分を大事にしてくれなくて
悲しいのはまぁわかる。
そしてあの家に行って彼氏の仕事内容を目の前にして
理解が追いつかなくてギョッとしちゃうのも
まぁわからなくもないけれど、
それでも想像力が足りなさすぎるというか、
「私、彼と結婚するんです」っていきなり自分の話して
え？今までの話聞いてなかった？って思ったよ。
そしてその場から勝手に飛び出して帰って、
それでいて今度は旦那さんに勝手に会いに行って
「彼氏を返してください」って、、、
なーに言ってるんですか？って感じだったねあのシーンは。
いやマジで彼氏の仕事に意味がないって思うなら
そんなの本人に直接言えよって。。
脳死状態の女の子を目の前にして
そんなこと思ったり言えたりする神経がよくわかんなかった。
でもあれがリアルだというレビューも見た。
人それぞれですよねぇ。(それを言ったらそれまで)
その彼氏も変な人だったけどね。
仕事人間なのは全然いいんだけど、
旦那さんに向かって
「お前より俺が必要とされてて嫉妬してんだろ」
みたいなこと言ったり(もっと柔らかい言い方ですけど)
なーに言ってるんですかって感じでしたねこっちも。
カップル揃ってちょっとついていけないやーつ😇
マジで不倫してんのかと思ってハラハラしたけど
全くそんな要素はなかったしね。なーんだ。(最低)
実はしてたのかな？って疑いもまだあるけどね。←
旦那さんの考えがコロコロ変わるのも
ちょっと見ててしんどかったけどねー。
確かに意思もないのに笑わせる必要があるのか
っていうところは共感したけど。
あのシーンは本当にロボットみたいで嫌だなって思っちゃったし。
それにしてもなんか、んー。って感じだったなぁ。
それで言うとラストにお母さんが
脳死判定を受けますって決断するシーンに関しては
別に違和感とか感じなかった。
掌返し！みたいなレビューも見たけど、
そうとは思わなかったかなぁ。
時間が必要だったんですよね。って思った。
テーマとしてはとても深いと言うか、
いろんな考えがあるから面白いと思うけど、
映画としてはイマイチだったかなぁ。
女の子が溺れた理由とかも
「まさかそんなことがあったなんて！！！！！」
みたいなものすごい大袈裟な感じになってたけど
多分見てる人全員最初から分かってたと思うし、
あそこは割と冷めてしまったな、、、
手が抜けなくなるような排水溝でもなかったしな…
とりあえず誰も悪くないのにみんな可哀想っていう
悲しい作品でしたね。え
ラストはハッピーエンドということでいいのかな。
なんかいろんな意味で思ってたよりも〜っていう感じで
消化不良感がすごい。。
面白い映画が観たい。。
