何をもって"死"とするのか。
脳死状態の娘は生きているのか、死んでいるのか。
序盤から事故が起こり、6歳の女の子の死と臓器提供について考えさせられる。
その後科学の力によって自己呼吸や筋肉運動を可能とし、表情筋さえも動かせ“笑顔“になることも可能になる。
それに喜ぶ母と、科学の力で動いている娘は“生きている“と言えるのかーーーという周囲との摩擦。
中盤は母親の娘の生への執着が狂気じみててまた違うテイストに。
終盤にかけて、それぞれの脳死状態の人への向き合い方がぶつかりあう。
映像だからぎゅっとなってる感はあったけど、ここのシーンは東野圭吾の原作で読んでみたいなと特に思ったシーンだった。
綺麗にまとめました感が拭えず、やはり原作を読んでみたいなと思いました。(原作でも綺麗にまとまっていたら私の感性が間違ってる)
篠原涼子さんの美しさと演技でずっと観れる。
あと子どもたちもずっとかわいい。
あと星野くんカップルの話っている?