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人魚の眠る家のtaichiのネタバレレビュー・内容・結末

人魚の眠る家(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

子供だから脳死時の意思表示なんて考えてないからこうなったけど、もし私が脳死時は使えるものは全て使って欲しいって強く思った。そんな事はさておき…
最初医者から淡々と脳死判定云々事務的説明がなんかリアルだった。医者ってあんな感じだよな〜って。でも最後の最後お葬式来る辺りはそんな医者いないよって思った。
篠原涼子さんの演技が凄くて、包丁と警察のシーン、ごもっともだ!とグっときた。周りがバカばっかりに見えた。真面目で頭のいいお母さんだから今までさぞ苦しかったろうと涙ぐむ。こうゆうお母さんが公園を娘さんと散歩させていても、それでお母さんがバランス狂わなければ幸せなら心が許すなら経済的余裕があれば思う存分したらいいと思った。だってまだ死生観なんか分からない子供の脳死…まだ親が居ないといけない命だもん…語彙力ないなぁ私…むずかしい…

周りの反応に違和感を感じた。あの子最近おかしいのよなんてコソコソ電話する松坂さん、どの口が言えるんだ思ってしまった。従姉妹の子今後生きてく上でいい意味で頑張って健康に元気に生きてほしい。「私のせい」が傷になりませんように…妹の子を恨んだりしてもおかしくないのに…私は性格悪いなぁ〜😅
なんだか、ただの映画じゃーん!で済ませられないくらいグッと感情移入してしまったよ。
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