このレビューはネタバレを含みます
鑑賞日:2020/11/07
アマプラ視聴。
介護や看護をしていると、近しい周りの人たちからの励ましや応援で頑張るけど、段々と変な方向へいってしまい、家族たちとコンセンサスが取れなくなっていくって、けっこう「あるある」だと思う。
親子の感動映画かと思いきや、中盤はこの「あるある」からホラーに流れていきそうな怪しさ。
そんな不安定さが主人公家族の心情で描かれていて、見ていてハラハラして面白い。
横隔膜のペースメーカーって、本当にあるんですね。
クライマックスの「生死を司法で判断させる」エピソード。
問題提起として作品に盛り込みたいのは理解できるけど、母親にやらせるのは無理があるというか理解しがたいところ。
あそこまで世話した我が子に包丁向けるかな。
あとドナー提供者が元気で過ごしてますで、ハッピーエンドに終わらせるのは個人的に好きじゃないです、王道だけど安直すぎるというか(笑)
しかしそれぞれの子役が旨い。