ひかる

人魚の眠る家のひかるのレビュー・感想・評価

人魚の眠る家(2018年製作の映画)
4.5
何をもって「生きている」とするのか。
考えさせられる内容ではあるのだけれど、重くなく、お話を見ていく中でだんだんと考えさせられる感じで、凄く上手いなぁと思った。

狂っていくように見える母の愛も、根本は変わっていなくて、切ないとか悲しいとかではないのに涙が溢れる作品だった。

個人的にグッときた場面については、フライヤーにある「娘を殺したのは私でしょうか」とは言い得て妙というか、あぁこういうことかと思わされた。(ネタバレしたくないのでザックリですみません💦)

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普段、御涙頂戴ものではサッパリ泣けない私でさえ、目が涙にいっぱいになり自然と溢れる現象にあった。泣かないようにしないととか、意識が向いていない中で泣いたのは初めてだったので、貴重な経験をさせていただいた。泣きやすい人はどうなってしまうのだろう笑。
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