このレビューはネタバレを含みます
原作とは違った良さがあった。
守りたい存在と守るべき存在とを考えさせられる作品だった。
いろんな人のいろんな言葉がすごく突き刺さってくる。
夫婦関の間が絶妙で、でも子供を思う気持ちはきちんともってて。
星野がのめり込み深入りし過ぎる過程から最後のはっとする表情が違和感なくてよかった。
真緒の「仕事の話をしながらする食事おいしかったんです」のセリフがすきだった。
泣ける泣けないじゃなくて涙がこぼれ落ちてくる感じだった。
原作を読んでからの観賞だから、どうしても比較してしまったけど、映画は映画としてきちんと成り立っててよかった。