渓

人魚の眠る家の渓のネタバレレビュー・内容・結末

人魚の眠る家(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

【娘を殺したのは、私でしょうか。】

延命って本当に家族のエゴでしかないって何度思ったか分からない。

特に瑞穂に包丁を突き立てるシーン
周りは大号泣の嵐だったけどそこで出そうだった涙が一瞬で引っ込んだ。
お前のエゴで延命しておいてお前のエゴで今度は殺すのかよって。
それが、この映画の醍醐味というか、どんどん目的を見失ってしまう母親と周囲の乖離の最終地点なんだろうけど私はあそこで母親が「それでも私は生きてて欲しい!!」と半狂乱になって取り乱した方が感情移入できたかな…
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