2018年 80本目 劇場鑑賞25本目
命に対するテーマはすごく重いし、
見る人によって本当に感情移入できるかが
違ってくるんだろうな、って映画だった。
自分は誰にも感情移入できなかったのに
自分が腹を痛めて産んだ子のことを
“守りたい”という思いの表れ方の違いに
ひたすら泣かされた.....
終盤にかけての演技のぶつかりあい......
映画の尺的に仕方なかったのかもしれないけど
導入部分が結構あっさりだったな、という印象。
でもだからこそ、取り返しのつかないことが
起こっていることに心が追いつかなかったのは
劇中の母と同じだったかもしれない。
個人的にすごく邦画あるあるを感じた
(なぜか台詞が陳腐に感じてしまうなど)けど
映画を一通り見てからの、コピーの
「娘を殺したのは、私でしょうか？」
本当に重苦しくて、その瞬間のために
それまでの尺があったんだ、とも思った。
