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人魚の眠る家のcandypocketのレビュー・感想・評価

人魚の眠る家(2018年製作の映画)
4.2
脳死って聞かされても、その身体が生きてるならば生きている。頭では分かっていても、そう信じたいのが親なのではないかと思う。
一縷の望みが判断力を失い盲目にさえなる。

映像が綺麗で、多くの小物一つ一つが丁寧に置かれてる。
この状況化でも散らかった部屋は出てくることはなく、薫子がいかに繊細な人物かも分かる。
タイトル的には「人形の眠る家」じゃないの?って思ったけど、現実には実在しない生き物とされる人魚が生きていて眠っているというのが、すごく不確定な感じで、瑞穂の存在を考えさせるものになるなぁって思う🧜‍♀️

絢香さんの曲もめっちゃマッチしてて泣けた。

何を持って死とするか、2箇所すごく考えさせられたシーンがあったので、コメントにネタバレ感想残してみました。
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