ひつじ

あなたに降る夢のひつじのレビュー・感想・評価

あなたに降る夢(1994年製作の映画)
4.3
いい話だなあ。というか、こういう風に生きても損しないよって改めて「お金が全てだよー」っていう風に傾きつつある時代にクギをさしてくれたのかな。
お金って使ったらなくなるんだなって本当の意味で実感したのは、チャーリーが人を助けるということで見えない形の財産を作っているんだな気がついたから。カフェの為に人々がチャーリーとイボンヌを助けてくれたのは、今までの行いのおかげ。たぶん、お金という形の財産はそんなに得られなくてもさ、例えばチャーリーが病気になって難しい手術をするのにお金が無くて出来ないってなったとしても、皆が助けてくれるんだと思う。チャーリーにとって財産って人々の中にあって街のそこらじゅうに散らばってるんだなって感じた。だから、無くなるかもしれない、得られないかもしれないっていつも不安に駆られて生きてないんだろうなあ。すごく勉強になった。自分がどんな状況にあろうとも優しくあろう、ってこと。
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