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フッテージ~惨劇までの13日間~のjunのレビュー・感想・評価

3.0
ファウンドフッテージものを3Dで撮るというのは劇中の設定だけかと思ったら実際にこの映画は3D映画だそうで、だが実際に自分が観てるのはサブスク配信の2Dバージョンなので結局普通のPOV映画と変わらなかった。ファウンドフッテージ映画を撮影している一行を撮影したファウンドフッテージ映像というメタフィクション構造になっていて、その中で登場人物がファウンドフッテージ映画について語るセリフがたくさんあるので一種のパロディ的な面白さは感じた。ただホラー映画として考えると観客を怖がらせるシーンは終盤までほとんどなく、登場人物たちの人間ドラマのほうが主になっているような展開なのでとにかくゾ~っとしたい、ドキッとしたいという人にはかなり期待外れな作品になってしまうと思う。
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