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1987、ある闘いの真実の民間人すぱすぱのレビュー・感想・評価

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)
4.0
今年35作目「1987 ある闘いの真実」鑑賞。とにかくキャストがパねぇ。やべぇです。
梅宮辰夫風味に仕上がったキム・ユンソク。怖すぎます。あんな顔で詰められたら僕なら秒で「心得ました。」と転びます。

イケメン仕立てにした大鶴義丹なハ・ジョンウと黒光りする梅宮辰夫なキム・ユンソクとの睨み合いはこの2人が出ていた、僕たちの大好きナ・ホンジン監督の「チェイサー」と「哀しき獣」をオーバーラップさせ、思わず「オホッ」とほくそ笑んでしまいます。

キム・テリちゃんは「お嬢さん」から可愛いなぁとは思っていましたが今作で再確認させていただきました。ウォークマンをゲットして一喜一憂する姿、カワユスです。

カン・ドンウォンは相変わらず腹立つほどイケメンでした。。。

今作のMVPは...

ユ・ヘジンです!
「タクシー運転手」で心を持っていかれた
ユ・ヘジンですが、今作でもやってくれました!ハート鷲掴みです。2冠です。
おめでとうございます。
今回は変なヅラ被っていませんでしたが、やはり大変な目に遭います。お気の毒です。でも最終的に心に残っていのは彼の役なんです。

正直、韓国の歴史について自分は余りにも無知でした。ほんの30年前、韓国がどの様な国だったのか?!子供の頃に観ていたソウル五輪の直前にこんな事があったとは。。。
今年、タクシー運転手とセットでこの作品を観れた事はとても意味があるものになった。未見の方は是非セットでご覧になる事をお勧めしたい。