1987、ある闘いの真実の作品情報・感想・評価・動画配信

「1987、ある闘いの真実」に投稿された感想・評価

たった30数年前の自国の暗い部分を映画にできるのがすごいなぁ。
警察による拷問や隠蔽のシーン、日本の憲法も変えられて公務員による拷問を許すようになるかと思うと本当に怖い。
観たことあった。再視聴。
この頃の打倒反共を描いた韓国映画は多いけど、これは映画としてよく出来ていると思う。
日本もそうだけど、軍事政権は良い結果をもたらさないよね😔
早く世界が民衆のための世の中になって欲しいな😩
カン・ドンウォンは良い役どころだったね👍
N

Nの感想・評価

3.9
1980年に起きた“光州事件”から7年後の1987年。
ソウルで起きた、ある大学生の死。
この事件を機に軍事政権下で激化していく国民と国との闘いを警察やマスコミ、検察や看守、そして大学生の視点を描いた作品。



チャン・ジュナン監督のインタビューより

「80年と87年は密接につながっている。80年に起きた悲劇を徐々に国民が知るようになり、その悲しみや憤りが凝縮して爆発したのが87年なんです」

「本作を観るうえで『タクシー運転手〜』も役に立ちますが、日本の阪本順治監督が撮った『KT』も重要です。この作品で描かれる事件があった直後から、学生運動が起こるようになってきた。そういった流れを少しずつ知って本作を観ていただければ、より韓国の近代史を深く知ることができるでしょう」

登場人物は当時実在した人物をモデルにして作り上げたが、ヨニだけは「その当時いた、多くの人々の心情を代弁した人物」

“多くの人々”には、劇中のヨニ同様、なにも知らずに“光州事件”のビデオを観て強い衝撃を受けたという監督自身の経験も込められているのだろう。



ヨニが架空の人物で人々の心情の表しだと知って、この作品がまとまった

"金大中拉致事件"を知らず、『KT』を見てから本作を観た方が良かったかも?

金大中事件
1973年8月8日、大韓民国の民主活動家および政治家で、のちに大統領となる金大中が、東京都千代田区のホテルグランドパレスから拉致されて、船で連れ去られた。その後ソウルで軟禁状態に置かれ、5日後にソウル市内の自宅前で発見された事件

詳細
金大中はホテルグランドパレスでの会談終了後、6、7人に襲われ、空部屋だった2210号室に押し込まれた。クロロホルムを嗅がされて意識が朦朧となった後、エレベーターで地下に降ろされ車でパレスホテルから関西方面(神戸市)のアジトに連れてかれた。その後、工作船で神戸港から日本を出国。朦朧とした意識の中「『こちらが大津、あちらが京都』という案内を聞いた」と金大中は証言している。

金大中は「船に乗るとき、足に重りをつけられた」、「海になげこまれそうになった」と後日語っている。しかし事件を察知した日本の海上保安庁のヘリコプターが拉致船を追跡し、照明弾を投下するなどして威嚇したため、日本国政府に拉致の事実が発覚したことを悟った拉致実行犯は、金大中の殺害を断念し釜山まで連行し、ソウル特別市で解放したとされている。

金大中自身、日本のマスコミとのインタビューで、甲板に連れ出され、海に投下されることを覚悟したときに、追跡していた日本のヘリコプターが照明弾を投下したと証言している。

拉致から5日後、金大中はソウルの自宅近くのガソリンスタンドで解放され、自力で自宅に戻った。
八咫

八咫の感想・評価

3.7
韓国の政治史は全く分からないけど、でも凄まじい民衆の思いがようやく軍事政権を終わらせたこと。
結局、いくら時代が民主化だとか男女平等だとか言ったって、でも誰かがきっかけを作らないとなし得ないんだ。誰かが動かなきゃ行けない。その一人目にこの時代の韓国はみんながなったんだなあ。
今当たり前のように享受している民主主義もその歪みはあって、それに目を背ければ生きていきやすいけど、でも民衆に優しい政治とは、制度とは、権力者よ、あなたたちがいつ民衆側に来たとしても、それでもあなたたちにさえ平等なものなのだ。誰もが裁かれる可能性を持っているなら誰かに偏った制度は不公平で、出来る限りの民衆の総意が実現される国になって欲しいよ。

最後に青年が死亡したことが字幕で流れた瞬間にどうしようもない涙が出た。
人間はみな同じで平等であるべきなのに、運良く権力者側にいけた人間が鬼畜の如く同じ人間を虐げるのは信じられない。



脚本 4
美術 3.5
演技 3.5
演出 3.8
チープ感のなさ 4
満足度 3.8
その他(音楽、カメラワーク)
suzu

suzuの感想・評価

-
韓国の歴史に無知すぎるのですが、学生運動が盛んな時代の良いところ悪いところ両面あると思う
1987
김태리 love🫰🏻
メ モ ) チョン・ドゥファン大統領 「霧に包まれた道」 韓国民主化闘争 「その日来たりなば」
RRR

RRRの感想・評価

3.9
・1987年韓国 軍事政権下のさなか、学生への暴行致死による事件からの
大統領直接選挙制改憲までの民主化闘争を描いた事実に基づく作品
・濃厚過ぎる2時間弱、この濃密さで長いと感じさせない見事な脚本だと思いました
ひとりの青年の死をきっかけに、そこからあらゆる方向で物事が発展し
時代が動く瞬間の一視聴者になったと言う臨場感が半端なかった
・日本では光GENJIが流行し千代の富士優勝に沸いていた頃でしょうか、
お隣韓国でこんなに民主化運動が激化していた事に驚きました
こんな時代もあったのかと…ただ日本もですがこの時の流れは薄れつつ
あるのかなと…一長一短ですけどね 難しいもんです
・邦画との差は広がるばかり…何故なのか 
自国の恥を扱える強みとエンタメに対する敬意と意欲の差かな?どうなんだろう
b

bの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

この時代より「真実」の扱いが難しくなっている
どんどん権力に都合の良い時代になってしまったなぁ
めんどくせ
恥ずかしながら無知で、脱北と脱南とか、警察や公安、検察とかの違いがちゃんとわかってなくて、これはどういうことなんだろう?と、ちゃんと後から調べなきゃなと思った。タクシー運転手を先に見ていたので、軍事政権に対して反発する民衆を弾圧するような愚かさをあらためて感じた。
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