あっこる

1987、ある闘いの真実のあっこるのレビュー・感想・評価

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)
4.5
丸腰の国民をタコ殴りにして催涙弾を使って、あまりにも酷く理不尽な実話。

私が生まれるたった4年前、隣の国でこんなことが起こっていたなんて、、、。

もし、1人の大学生の死に気づかなければ、検事が見て見ぬ振りをしていれば、医師が真実を話さなければ、記者が報道指針に屈服していれば、国民がデモを行わなければ、教会が協力していなければ、、、今のような韓国はなかったのかもしれない。

大きな力に立ち向かうことは危険なのはわかっているし、本当に恐怖だっただろうに、屈服しない勇気、一人一人が繋げた正義、、、もし自分があの場にいても同じことができるわけがない。
国中で響かせた音は多く犠牲者の上にあるもので、悲痛でドラマチックな演出で、涙なしには見れないな。

現代でもトカゲの尻尾切りで揉み消されているものはあるはずで、今の世の中本当にこれでいいのか、、、考えたところで私には答えを見つけられないのだけど。
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