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ベスト・フレンズ・ウェディング/親友の結婚式のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

4.0
グー・ジア(スー・チー)はファッション雑誌の編集長を務めるキャリアウーマン。ある時、ファッションショーに出席するためミラノを訪れた彼女のもとへ、ロンドンにいる長年の親友リン・ラン(ウィリアム・フォン)から結婚すると電話が入る。しかも結婚相手は自分と全くタイプの違う若い女性シュエンシュエン(ビクトリア)だった。ショーの仕事をすべて放り出してロンドンに向かったグー・ジアは、飛行機の中で知り合ったニック(リディアン・ヴォーン)の協力を得て、リン・ランの心を取り戻すために作戦を練るが…。
アクションやドラマなど多彩な役所をこなすスーチーが、ラブコメディに挑戦した一作。
スーチー演じるグー・ジアはファッション雑誌の編集長としては敏腕だが、密かに想いを寄せていた親友リン・ランからのプロポーズを一度断ってしまい、リン・ランを自分とは正反対な甘え上手な女性に取られてしまうような恋愛に不器用な女性。
親友リン・ランの心を取り戻そうと、ミラノに向かう飛行機で出会ったニックと協力して自分に心を引き寄せようとするグー・ジアの、リン・ランと二人っきりの時間を作ってデートしたり、結婚式の席では彼氏役を頼んだニックとラブラブぶりを見せつけて嫉妬させたり、やっていることはちょっと質が悪く思えるけど、心を通わせていた異性の親友に対する複雑な想いを含めてスーチーが演じているので、微妙な女心の切なさや親友リン・ランと過ごしている時のウキウキした嬉しさなどをストレートに出る感情豊かな表情が子猫のようなキュートな魅力がある。
スーチー演じるグー・ジアがファッション雑誌の編集長なだけに、様々なスタイリッシュで色鮮やかなファッション、ミラノの様々な観光名所がよりロマンチックなムードをパワーアップさせるし、グー・ジアの恋を応援しながら彼女に惹かれるニックと素朴でストレートなリン・ランの対照的なイケメンの魅力も楽しめるし、気楽に楽しめるラブコメディ映画。
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