ボインゴまちお

劇場版 のんのんびより ばけーしょんのボインゴまちおのレビュー・感想・評価

4.0
【存在感すごい無口】

-注目ポイント👀-
①竹富島の再現度高すぎる
②越谷卓の存在
③昔の自分を懐かしめる

①映画では、旭丘分校のメンバーが沖縄への旅行券を当てたことでバカンスに行くという話である。竹富島へ観光に来た一行は、集合住宅や星の砂で有名な「カイジ浜」を訪れるがここの再現度が高い。周りに生えている木の感じも絶妙に描かれていて、行ったことがある人はここで唸る。

②恥ずかしながらアニメを観たことがなく、映画から知ったのだが、中でも「越谷卓」の存在はどうしても外せない。映画で一言も会話をしていないことに疑問を持ち調べた所、彼はアニメでも一言たりとも話さないようだ。ただ無言だからといって、決して目立たない訳ではなく、重要な所で存在感を見せつけてくるのだ。この作品になくてはならない存在として、女の子たちに囲まれて生活しているのは羨ましい。

③旅行が終わって家に帰ってきた際に、「明日も遊ぼう」と今では考えられない発言が飛ぶが、二つ返事でOKしていた。たしかに毎日のように放課後遊んでいた昔はできていたかもしれない。

-感想✍️-
れんちゃんが自分で描いた地元の絵を行く先の場所そのものに見せているシーンに、いつも景色を見ているばかりの自分の図々しさを感じた。景色に向き合う姿勢素晴らしい。
この映画、年の離れた女の子らが仲睦まじい姿で遊んでいるが、きっとこの時は短いように感じた。年を重ねるとともに、人間関係も変化していくので仕方ないし、この関係が例え終わっても彼女らの思い出は残り続ける。

-気になった点🤔-
それぞれの人間性や関係性が映画だけだと理解出来なかったので、アニメも見ようと思う。