くずみ

赤い天使のくずみのレビュー・感想・評価

赤い天使(1966年製作の映画)
5.0
心を亡くさねば生きていけぬ場で、たどり着いた境地とは。
おまえらの代わりはいくらでもいるんだよ的な、物量がやりきれない。作り手も受け手も、戦場が自分の記憶にある時代だからか、今だと漂白しそうな部分も普通に描かれている。
蚊帳越しの映像が、粒子の粗い写真のように美しい。
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