赤い天使の作品情報・感想・評価

「赤い天使」に投稿された感想・評価

nsd

nsdの感想・評価

3.3
白黒で良かった。これがカラーだったらとても正視できない。手術シーンでは、息が詰まりそうになった。そして、戦争と性。川津の腕をなくした兵隊は、本当につらいだろうなあ、と思うし、芦田演じる軍医と若尾文子のラブシーンとカットバックされる戦場。結末は悲惨だが、あのまま、裸のまま殺されなくて良かったと思う。
あ

あの感想・評価

4.2
戦争映画はあんまり好きじゃないんだが、これは凄かった。
映画であってドキュメンタリーのような、本当にみんな映画の中で生きていた。

音楽も素晴らしいし。
最後の小屋と外のカットバックは緊張感ある中進んでいき、
性と死が隣り合わせで素晴らしかった。


役者の演技も素晴らしく文句のつけようがない映画。
あ

あの感想・評価

-
軍医とその看護師の恋。死ぬ前に同じ場所にキスマークつけ合うのにやけた。
いずみ

いずみの感想・評価

4.2
これはやばい。なんだこの破壊力…。
若尾文子と芦田伸介のタッグが最高すぎる。戦争と性。娼婦か看護師か。
その狭間で生きる看護師、西さくらの記録といってもいい。増村は若尾文子をシーツやカーテン、蚊帳、とにかく布一枚で閉じ込めるのが好きだな。とにかくやばい。
「ジョニーは戦場へ行った」を少し思い出したけどそんなの比にならないくらいすごい。負傷兵の手や足を躊躇いもなく切るように見える軍医の本当の苦悩、モルヒネ、口付け、男としてのプライド…。ラスト、西と軍医が絡むシーンのエロさと緊迫した外の雰囲気のこの異様さがいい。隣には男女が愛を交わし、隣では一刻も争う緊迫した雰囲気。構え。なんで西さくらはそこまで軍医に熱中してたかはよくわからなかったけど。(そんなにいい男とも思えない笑)
notitle

notitleの感想・評価

4.2
増村保造×若尾文子。日中戦争時の従軍看護婦として働く女と、軍医及び兵士達の愛やら性の話。壮絶なテーマ。虫の様に死にゆく兵士たち。狂乱、死か、地獄の様な生か。無か、優しさ、情けか。描かれることの無い、よりリアルな現場。真っ赤に染まる天使。
貝柱

貝柱の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

西は死ぬ気でいるのか
さくらはパッと咲いてパッと散るんでしょ
早く死にたい

早く死にたい、のところなんだもう、最高
若尾さま…くどいくらいの一人称の西が良い
床ずれ

床ずれの感想・評価

4.8
やっぱり文句なしに面白い
増村保造の変態性はちゃんとあるのにこんなに感動できるなんて!
音楽がブレッソンの映画みたいでカッコ良い
scarface

scarfaceの感想・評価

3.9
若尾文子演じる従軍看護婦の西さくら。芦田伸介演じる岡部軍医。これは映画史に残るコンビだ。ラストの小屋でのシーンなんて伝説でしょう。
若尾さんの魅力が大爆発!
戦争映画としても大傑作!!
野戦病院が舞台なんだけど、戦場の怖さ、恋愛、性など、ショッキングなシーンが多いのだが、そんな地獄にナース姿の若尾さんがいたら‥。
邦画の戦争映画で1番好き。

このレビューはネタバレを含みます

○邦画にも素晴らしい戦争映画はたくさんあるが、今作もそのうちのひとつ。約1時間半でこれほど密度の濃い映画が作れるものだ。

○容赦ない切断の即決も、切断シーンはこれでもかと見せつけるあたり、観客にも容赦ない。だからこそ、その後の岡部軍医による本音の吐露も生きてくる。

○増村映画おなじみの若尾文子も好演。戦争の惨状の中でも、看護師として、女性として母性を携えることが却って悲劇を生むことも。そういう「人間らしさ」を持ち続けていたことが、本音を吐露した岡部軍医に惹かれたのか。モルヒネをやめさせる下りも良い。

○命を救おうとしてきた西が、またも身近な岡部軍医を失う結末。これほど出来た反戦映画もない。
>|