赤い天使の作品情報・感想・評価

「赤い天使」に投稿された感想・評価

notitle

notitleの感想・評価

4.2
増村保造×若尾文子。日中戦争時の従軍看護婦として働く女と、軍医及び兵士達の愛やら性の話。壮絶なテーマ。虫の様に死にゆく兵士たち。狂乱、死か、地獄の様な生か。無か、優しさ、情けか。描かれることの無い、よりリアルな現場。真っ赤に染まる天使。
貝柱

貝柱の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

西は死ぬ気でいるのか
さくらはパッと咲いてパッと散るんでしょ
早く死にたい

早く死にたい、のところなんだもう、最高
若尾さま…くどいくらいの一人称の西が良い
床ずれ

床ずれの感想・評価

4.8
やっぱり文句なしに面白い
増村保造の変態性はちゃんとあるのにこんなに感動できるなんて!
音楽がブレッソンの映画みたいでカッコ良い
scarface

scarfaceの感想・評価

3.9
若尾文子演じる従軍看護婦の西さくら。芦田伸介演じる岡部軍医。これは映画史に残るコンビだ。ラストの小屋でのシーンなんて伝説でしょう。
若尾さんの魅力が大爆発!
戦争映画としても大傑作!!
野戦病院が舞台なんだけど、戦場の怖さ、恋愛、性など、ショッキングなシーンが多いのだが、そんな地獄にナース姿の若尾さんがいたら‥。
邦画の戦争映画で1番好き。

このレビューはネタバレを含みます

○邦画にも素晴らしい戦争映画はたくさんあるが、今作もそのうちのひとつ。約1時間半でこれほど密度の濃い映画が作れるものだ。

○容赦ない切断の即決も、切断シーンはこれでもかと見せつけるあたり、観客にも容赦ない。だからこそ、その後の岡部軍医による本音の吐露も生きてくる。

○増村映画おなじみの若尾文子も好演。戦争の惨状の中でも、看護師として、女性として母性を携えることが却って悲劇を生むことも。そういう「人間らしさ」を持ち続けていたことが、本音を吐露した岡部軍医に惹かれたのか。モルヒネをやめさせる下りも良い。

○命を救おうとしてきた西が、またも身近な岡部軍医を失う結末。これほど出来た反戦映画もない。
戦場に送り込まれた従軍看護婦の過酷な状況を描いた映画。 
増村監督の戦争映画なので「リアルなんだろうな」と思って、なかなか観る気が起こらなかったが観てみたところ、やはりリアルであった。

若尾文子も「当時にしては珍しいリアルな戦争映画だったでしょ。最近は『ライアン』なんていうのがあるけど。(『プライベート・ライアン』のこと)」と言っている。
げん

げんの感想・評価

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『縛りあげて自由にしたいの』
と言っていたさくらは、
美徳に飢えていたのか。

最後の緊迫した状況の中での部屋の中は、
幻の如き美しさだった。
戦いを待つ朝までの時間経過と、一夜だけの愉楽とのクロスカッティングは、ただただ結末への道でしかない……。敵は見えないから、自国の兵を見つめ抜いていく。
Ning

Ningの感想・評価

4.0
主人公の名前は西さくらさん。
奇しくも桜の時期に見ることになった。
全てが、全てが生々しい映画。セリフは棒読みなんだけど…生々しいんだよ〜_:(´ཀ`」 ∠):
従軍看護師さくらさんのセリフ「自分が殺した…」
大規模な天災が起きたり、仕事で死に関わった時などに胸に浮かんでくる自責感を思い出した。

戦争と性の映画。
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