前作「ボーダーライン」(2015年)が良かったのでこちらも鑑賞
監督がドゥニ・ヴィルヌーヴから変わってしまったのは残念だけど今回も良かった
前作からさらに増してアレハンドロ・ギリック( ベニチオ・デル・トロ)が悪人顔
前作でヒロインだったケイト・メイサー(エミリー・ブラント)は仕事ができないのに自己主張するだけの女だったのと比較しても、今作のイザベル・レイエス(イザベラ・モナー)のほうが魅力的
スーパーの自爆テロで単純に爆発させるのではなくスーパーから逃げようとする親子と犯人の目線のやり取りを入れるあたりがうまい
今回はメキシコギャングの少年からの視線も入れることによって「主人公側が正義」という単純な図式にならないようにしてる
あいかわらずメキシコ人の名前とメキシコの会社名は覚えにくい