いしすー

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのいしすーのレビュー・感想・評価

3.7
エミリー・ブラントのような、か弱いか弱い美人が理想と現実に振り回されて罪悪感に苛まれる存在は今回出てこないので、前作よりも構造はシンプルだと思う。そのぶん血も涙もないヤツらがやりたい放題やって、純粋なエンタメ度はかなり上がっている。だからめちゃくちゃ脳筋展開でおもしろい!…はずなんだけど、終盤ちょっと飽きてしまった。「躊躇なく殺しまくる」ことをピックアップし過ぎてて一本調子なのだ。あの終わり方からして明らかに第3作があるみたいだし、テーマとしてはすごくおもしろくなりそうなので、次は別のテイストも入れて欲しい。
いしすー

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