キミシマユウキ

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

3.8
国境付近の麻薬カルテルと捜査機関の熾烈な戦いをリアルに描くサスペンスアクションの第2弾。

前作の主人公エミリーブランドの存在は実はただのめちゃくちゃ長い前フリみたいなもので、最強の殺し屋ベニチオ・デル・トロを紹介するためだけにいたという展開だったところから、今作は終始一貫してデルトロの渋くて無敵な殺し屋っぷりを楽しめる。
殺して殺して殺しまくる。
あぁ無情。
監督は引っ張りだこな実力派ドゥニさんから変わったものの、作風はしっかりと踏襲しておりよりドライで非情な世界観を楽しめた。

ジョシュ・ブローリンのサラリーマンCIAな感じも良い。

実は三部作構成らしいのでこの後一体どうなるのかが期待大だ。