表情なく淡々と進める話で笑いをとる技術
お題もらっての切り返しが鋭い

Improv genius

気持ちがつらいとき、Netflixでスタンドアップ・コメディをピックアップして観てたんですが、個人的にドハマリした1本

Netflixのスタンドアップ・コメディには、他にも面白いものはありますが、この人はとにかく飛び抜けています

他の作品も観たい！けどコレ1本しかない
でも、別の作品もたぶん同じようなネタなんだと思うから、この1本があればいいのかも

米国に限らないんだと思いますが、高いテンションで無理やり笑いに持っていくスタイルのコメディが苦手で、どちらかというと淡々としょうもないことを言い続ける感じが好きなんですが、この人はまさにそっち系

ネタは、独特の社会風刺＋自国自虐ネタ＋支離滅裂なロジックの合せ技です
来場しているお客さんとのやり取りが基本で、さまざまな国や地域から遊びに来ている人たち、そのお国と自国アメリカを比較して、よくわからない理屈で、結果、アメリカはNo.1と結論付けます

その風貌とは裏腹に（？）、知識の広さ、頭の回転の速さが随所に感じられ、コメディですから狙った笑いではあるんでしょうが、意表を突かれたオチや返しに思わず笑いがこみ上げます
こういう人がいればアメリカも安泰だな、と意味不明な安心感を覚えます

いろいろ書けば書くほど、面白さが薄れていくというか、伝えきれないので、興味ある方には是非みていただきたい

ただ、笑いのツボって本当にみんな違うから難しいですよね
テイストは全然違いますが、Netflixのスタンド・アップコメディでは、下記の2本も好きな作品です
　マイク・バービグリアのジョークの神様、ありがとう!
　ルイス・C・Kの爆笑もん

ちなみに、この人は役者さんとしても活躍しているみたいで、けっこういろんな映画に出ています
でも全然覚えてない
アメリカン・スプレンダー、ダーウィン・アワード、ズーランダーとか好きなんですが・・・え、どこに？って感じで。もう一回観ないと・・・