原題にある「アジアンズ」にはもちろんジャパニーズは含まれてなくて、アジアンズ=チャイニーズ。
文化的な距離感からすれば、この映画を日本で観るということは香港映画とかを観るのとそう変わらない気がしつつも、劇中で主人公が恋人の母親から揶揄されるみたいに「中国系アメリカ映画」なのである。
コメディとかゴージャス感の演出が中華風であるけど、やっぱりハリウッド産というか。
前半の怒濤のセレブパリピ描写は楽しくて、演出のチープな感じも今っぽい。あと、オークワフィナはすごく良いコメディリリーフとなっている。
全体的な雰囲気としては『花男』のハリウッド版アジアン風味みたいな感じ(『花男』まともに観たことないですが)。