なかなかに楽しめる。
シンガポールの不動産の御曹司(クレイジー・リッチ)の帰省に同行することになった彼女の話。もちろん、彼氏の母親と一悶着あるのです。そのなかで愛を勝ち取るストーリー。
もちろんハリウッド映画だし、ラブコメなのだけれど、「アジア人のためのアジア人映画」と言える点は新しい。
家族全体の調和を追求する中華圏の思考と、個人の自由を求める欧米思考の対立とも捉えられるなかなかに深いストーリー。
麻雀や餃子など、アジア人特有の文化をストーリーに散りばめつつうまーく活用し、脚本に埋め込んでる印象。やるな!
終わりかたはなんともだけど、総じて楽しめるのでこの評価。