Zarne

ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the RainbowのZarneのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

公開初日、7週目、旭川舞台挨拶、10週目で鑑賞
エンタメとして楽しいか楽しくないで言ったら、残念ながら後者
統合先の高校の父兄に認められない上ライブ失敗、という本編の成長やラブライブ!優勝をフイにする展開・状況説明に30分
映画の華といえば海外ロケ、しかしそれも「物語上特に理由はない」という旨で監督自身が否定する発言
(TVシリーズから通して劇中の現3年生の行動「だけ」見るとマリー母がスクールアイドル部の活動疎ましく思っても当然だよな、っていう…)
Saint SnowとAqoursの"決勝延長戦"は理亞の葛藤をほじくり返しちゃって素直には喜べない展開に

ラストシーンも心の中に三年生はいるぞ、というような演出で「9人のAqours」に帰結
今後のスクールアイドル部の去就やビジョンも見えず、結局最初から最後まで沼津と現Aqoursに閉じこもってしまった
分校・イタリア編・決勝延長戦・新生Aqoursライブ(でも心の中に3年生も生きてるよ)、どのシークエンスもブツ切りでオムニバスですら無い脚本
沼津も内浦も劇中のラブライブ!という世界観も広げる事なく終わってしまい、非常に残念
TVシリーズ含めて前作から変えちゃいけない所ばかり逆張った割に構成は前作をなぞる、という中途半端な事に
「見る者を奮い立たせる作品を」だった前作に対し、今作は最後まで制作プロデュース側が迷走してしまったなという印象が拭えず残念
ラブライブ!シリーズはこの先生きのこれるか
Zarne

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