万引き家族のひのネタバレレビュー・内容・結末

様々な社会問題が散りばめられていてメッセージ性がとてもある映画だと感じたし、どこかに似たような家族が存在するんじゃないかと思わされた。
個人的に胸に刺さったのは、安藤サクラが取り調べを受けるシーン。祥太と一緒にラムネを飲んでいた時には祥太がリリーフランキーをお父さんと呼ばないことに対して、そんなの大した事じゃないみたいな発言をしていた。でも取り調べの時に、子供になんと呼ばれていたのか聞かれた時に答えることが出来ず涙を流していた。その姿を見て、安藤サクラは血が繋がっていなくてもりんと祥太の事を自分の子供だと思っていたし、本当はお母さんって呼んでもらいたかったのかなと感じた。