このレビューはネタバレを含みます
俳優陣ベテラン揃いで
子供たちの演技も上手でリアリティがあった。
この布陣で良い作品にならない訳ない...
女性刑事の取り調べにおける言葉のチョイスが
ことごとく“普通に”生きてこれてる前提でしか考えられてない言葉ばかりで、葬式をするお金もない人間がいることもわかってない。
気持ちわかりますけど、って寧ろ何がわかってんの??
なんて呼ばれてましたか?って質問に対する安藤サクラさんの泣き方が正しく役柄すぎた。
ずっと呼び方がポイントになっていて
バスに乗ってさよならした祥太くんが口パクで「父さん」って言ってるの、ドヤ顔な演出だけどヤバい、泣ける...
“普通に”生きてこられた人間からしたら
普通の家族では無いのだろうけど優しさのある家族だった。
けど、洗脳のようでもあり
家族の形が壊れたのか、洗脳から覚めたのか...