カンヌ国際映画賞を取って以来、特集を見まくって、号泣覚悟で行きました。
もちろん泣きましたが(笑)
こんなに深く考えさせられる映画だとは思わなかった!という裏切りがありました。
演技のリアリティがやはり凄いんです。
あらすじにある通り、ある事件をきっかけに家族がバラバラに引き裂かれるのですが、最初から最後まで、ずっと、「捨てるのと拾うのはどっちが悪いか」を考えされられ、この映画、この家族を観たら自分の道徳観ではどちらが正しいのか判断できませんでした。
ストーリーとしてはある形で収まるのですが、それぞれの立場に感情移入してしまうし、周りに無いとは言い切れない子供達の様々な境遇にも考えちゃいます。
安藤サクラ、本当素敵な女優さんですね。
彼女の泣くシーンが忘れられません。