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万引き家族の7のレビュー・感想・評価

万引き家族(2018年製作の映画)
4.5
終盤、あるシーンで安藤サクラがスクリーンの向こうからこちら側にいる私たちを、まっすぐ見つめながら語りかけてくる。

髪の毛を何度もかき上げて、そのついでに雑に拭う涙の意味を観客は痛いほど理解してるから、傷口をえぐられるようで辛かった。

男の子、「誰も知らない」の柳楽優弥を彷彿とさせるからこれからに期待。
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