凄く面白かった
そして凄く良かった。
2016年に色々公開された
淵に立つとか永い言い訳とか湯を沸かすほどのとか日本映画の総括を見てるようだった！
そして無茶苦茶心苦しいかと思いきや
見方次第では無茶苦茶暖かい映画。
社会的な正しさって間違いなくあると同時に色んなイレギュラーってあるわけで。
人の居場所ってのはやはり人でしかないのであり、jkリフレが社会的にいかがわしいとしても、太ももに置いた涙をいいんだよっていってくれる居場所って大事なんですよ。
花火が音しか聞こえなくて
まわりはマンションだらけで、
この家族が異端でフィクションだとしても
帰りたいと思える居場所って人には必要なんですね。
正しい家族のありかたに虐待があるように
ネットやsnsで
人との繋がりが変わる時代だからこそ
エンゲージとはなんたるか
非常に響く映画でした。
そして是枝監督が引き出したであろう役者の演技は凄かった
現代は誰もが足並み揃えて正しさに生きていける世の中じゃないって言う視点が大事であって、日本における弱者ってなんやねんって考えた時に事実が元になってるこの映画が問いかけてる事ってめちゃくちゃ大事
第1映画見てたら万引きやら犯罪を肯定してる映画じゃないことは、明らかであるし、これを、犯罪肯定だって凶弾してるその正しい正義感に押さえつけられてる弱者の可能性に盲目的になってるんやないかと非常に思います。
