このレビューはネタバレを含みます
安藤サクラの押し付けない愛情深さを感じるたくさんのシーンに胸しめつけられた。
罪を引き受けて「楽しかったから、こんなのお釣りがくるくらい」って言うところとか
面会のシーンで、本当の親の事を教えて「私たちじゃもう無理なんだよ」って言うところとか
何が本当に大切なことなのかって温かい心で決められる人に見えた。
正論だけど、事情を知らずに決めつけて問いつめる池脇千鶴のほうがよっぽど嫌な人に感じてしまうよ
何が良いとか悪いとか、人間が人間を正しく裁くなんてことそもそも出来るのかな
悪いことは心から償われ、優しさが損をしない世の中になったらいいのに。