ハッピーになりたい時もたまにあるけれど、わたしはどちらかというと、映画を見てモヤモヤしたり絶望したり、落ち込みたいことの方が多いので、見てよかったです。
お母さんになったこともないし、兄弟もいない。あきちゃんみたいな仕事をしたこともないけれど、一緒になって悲しくなったり諦めたりしました。
子供に万引きさせて、それでいいのかうんぬんかんぬん…っていうストーリーじゃないです。
家族について考えさせられた、とも思わなかった。というか、そこまで思う余裕がなかった笑
お気に入りは、相手のセリフを監督がその場で追加して、それを知らされないままそのセリフを浴びて、信子が涙するシーン。
撮影経緯はメイキングで知りました。
撮影された土地の雰囲気を知っているからか、あの家族を探してしまいそうです。
余計に身近に感じてしまったのも、そのせいかもしれない。
4番さん、やっぱり池松壮亮さん好きです。それにしても俳優陣が豪華だった。