トゥーン

仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判のトゥーンのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

B級映画として、これ単体で見ればいいかもしれないが、シリーズ全体を通して考えると、蛇足感。
畜産を絡め、生きること、食べることを描くが、説教くさいし、正直飽きてきた。シーズン2で既にアマゾンがほぼ全滅しているから、尺の都合上、アマゾンを増やすべく策を講じないといけないのは分かる。だが、もうおまけ感が凄かった。脚本家が小林から変わってしまい、レジェンドじゃなくなった。本当に予算がないのか。
色々と話を進める点で強引なところが多い。肉の食糧不足や仁の捕獲など。さらには、悠がアマゾンを食ったり、仁が人間を殺したりととうとうシリーズの禁忌を超えるが、あまり必要性が見いだせない。
さらには、局長の最後のおふざけは何がしたかったのか。監督はこの脚本のせいで頭がおかしくなって、どうでもよくなったのか。
脚本以外にも難点が多い。まず、ムクのリスアマゾンの着ぐるみ感。チープすぎて、びっくりした。あと、村が中心のため、完結編なのに小ぢんまりとした場所で話が進んでいる。悠と仁だけに焦点を当てなかったのだから、もっとトラロック並の広さでもよかったのでは。
それでも良かったシーンもある。最後の悠と仁の殴り合いは良かった。あの派手さはないけど、痛々しい殴り合いがいい。
アマゾンズがこれにて完結と思うと、完結編にして蛇足感と小ぢんまりさがやっぱり気になる。終わり方もしょうもないし。
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