このレビューはネタバレを含みます
この作品の流れる
スピード･空気感が
ケーキ職人トーマスの
心にぽっかりと
空いた穴を現してる
みたいな雰囲気！
同性愛者のトーマスが
同性の恋人オーレンが
事故で亡くなった事を知り
愛するが故に
オーレンの家族の元
エルサレムに留まり
オーレンの妻がアナトが営む
Cafeで働く事になるんだけど
分からんでもないね！
愛した相手が
過ごしてた街に環境
愛した家族や親類
見てみたいし
人や物すべてに
彼はこんな感じに
過ごしてたんだとか
彼はここを歩いて
ここで寝て
こんな物を食べてたんだとか
毎日毎日思いに更けながら
過ごしてたんです！
アナトとのベッドでも
彼を思いながら
アナトを抱いてたんですね！
悪く言えば
ストーカーや
真面じゃないと
言われるんでしょうけど
良く言えば
大ファンで
そこまでの深い愛なんですね！
アナトからの発言で
｢夫はベルリンに移住する、好きな人の元へ｣
｢私と子供を捨てて、新しい人生を始める｣
そしてアナトが
家を追い出し
ホテルに部屋を取ろうと
向かった道中に
事故に遭ったと。
よくこれを聞いて
トーマスは泣き崩れず
我慢した！
だって妻子を捨て
自分を選んでくれてた
その時に事故に…
って知ったら
自分だったら
ボロなきです(泣)
その後アナトが
トーマスの書いた
レシピと筆跡を見て
留守電を確認して
トーマスはオーレンの
恋人だと気づき
トーマスは
そこには居れなく
なるんですね！
オーレンを感じれる
環境にね！
トーマスはベルリンに戻り
またお店を再開し
それをネットで見た
アナトがトーマスの
店にまで来て会わずに
トーマスの姿だけ見て
清々しい顔で涙ぐみ
エンドなんです。
そこでは恋人と知った時の
怒りは消え
オーレンが愛し選んだ
そしてアナト自身も愛した
ケーキ職人トーマスを
｢なるほど｣と理解した
わけですね！
アナトも1度は
心を揺さぶられた
訳ですからトーマスが
どんな人間かは
良く分かってるんです！
