他の方も述べていますがどことなく「アドレナリン」に似てる設定。完治を目指す訳出なく、打つ手がないので限られた時間の中で何をするのかという刹那的な面白さがあります。
ヒロイン役はシュイ・チンさん。(確かに田中美佐子さんに似てる)現在５０歳、撮影時は４７歳で全然その年に見えない綺麗な人ですが、中国資本が入っているので中国人キャストは必須だったのかも知れませんが、他にピチピチした若手の綺麗所は居なかったのか…。ちょっと本作のヒロインにはムリがある感じ…。演技もちょっとオーバーなのが気になります。中国ではどちらかというとテレビドラマで活躍している人。
イーサン・ホークさんは「ゲッタウェイ スーパースネーク」でも見せたようにアクション作でも安定感あり。年を重ねて渋くなりました。
主人公のお義父さん役で２０１９年惜しくも亡くなられたルトガー・ハウアーさんも出演していて出番少ないながらも存在感を出しています。
復讐？愛？主人公が善に目覚める理由付けがちょっと弱い気がしますね…。このせいでイマイチ盛り上がりに欠けます。続編を作りたいのかも知れないが、最後はやり過ぎの気が…これではなんか締まらない…。
アクションシーンはどれをとっても迫力のある物ばかりで見応え充分。特に突入シーンからの一連の流れはスゴく面白いです。
全体的にはアクション作として普通に観れる映画なのですが、雑な部分が最後まで付いて回り面白さを半減している残念な映画でした。
