きっと制作陣は「キアヌ・リーブスのジョン・ウィックはちょっと可愛らし過ぎた」と思ったに違いない。だからこそ、イーサン・ホークという垢抜けしきれないオッサンキャラを使いたかったんだ……と思ったんだけど、イーサン・ホークもなかなかどうして可愛らしかったと思います。
ともあれ、蘇生を簡単にできるうえに余命までコントロールできるというファンタジーな設定が、せっかくのスリラー要素を粉砕してるようにしか見えないのが残念。カウントダウンなんかなくても、イーサン・ホークがきちんと演技してくれただろうに……。
それはともかく、『TJクルーザーは銃弾にも負けません！（鼻息）』というトヨタ好き～には堪らない一作ながら、三菱パジェロ派なワタシにはビミョーだったというそんな一作。
