「オルネー この街は前からあったのか
ここは昔森だったのかも」
フランスの、アフリカ系アラブ系の人が多く住む街オルネー。
ギャングの抗争、ドラッグの売人を追う警察、暴動。それらが日常の中にあり、皆が銃を持つ。
そうした地域に住む子ども達。
家庭環境・宗教・恋・そして夢。
それぞれが多種多様。
流れる音楽はラヴェルのピアノ曲、ジャズ、ヒップホップ、ポップス、ボサノヴァと様々であるが、
作品のもつ視点は彼らをあくまで静かに淡々と見守っている。
「フランス人をパリで見たよ。普通の人だった」
少年の言葉が印象的だった。
myFFFにて鑑賞。
