もづく

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのもづくのレビュー・感想・評価

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この映画の題材を知らずに観ました。
途中、あまりにも掴み所がなくて、ディカプリオが演じる俳優の落ち目とかに辛くなったり、ブラピは常に強いな…と思ったり…。
ジャンルがコメディとあったけど、コメディ…なんかな…?と感じてたところで、クライマックスの阿鼻叫喚シーンへ突入。一気に??????が飛び出しすぎて、辛抱出来ずに少し調べてみたら「なるほど」。
ハリウッドで起こった悲劇を、映画の中では回避させる。悲劇を喜劇(最後の畳み掛けは喜劇よな…)で上書きする。それがわかった瞬間、でっかい納得を得ました。
すごいな〜こんな解放の仕方があるんやなぁ…

「ワンス・アポン・ア・タイム」というタイトルにも、めちゃくちゃ納得。こうだったら良かったのに、という気持ちも込めたお伽話なんだなぁ。
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