み

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのみのレビュー・感想・評価

4.2
再鑑賞

クエンティン・タランティーノ監督が実際にあった殺害事件を元に制作した映画。

ディカプリオとブラピが一度に楽しめるという時点でオレ得すぎる^ - ^
タランティーノのコメディと60年代後半のお洒落なハリウッドが融合しててハマる人はハマりそうな作品。

60年代後半のアメリカと、映画文化、シャロン・テート殺害事件についての予習をしておくともっと楽しめると思う。
ベトナム戦争、公民権運動、とか。
反戦運動とともにヒッピー文化が若者に浸透していき、、とか。
下火になっていた映画が再び娯楽の中心になりテレビドラマ俳優の居場所が無くなってしまった、、とか。ハリウッドは諦めてヨーロッパに進出し成功する俳優も居たり、、とか。

ヨーロッパからロスに帰ってきた時のネオンがついてくシーンお洒落すぎて何回も再生しちゃった。
後半のブラピ無双暴力シーンは思わず笑っちゃったし、ディカプリオの火炎放射器おもろすぎ、オレも殴られたい燃やされたい犬に噛まれてもいい。
そう思わされたね。

ラストシーン。
時代の変化に何とかしがみつこうとするテレビ俳優のスターと、絶頂期を迎えている映画俳優のスターというこの作品内で対比の関係にある両者が友人となる。
タイトルが浮かび上がり、エンドロールへ。
心掴まれた。

どこかのハリウッドで起こる奇跡。
み