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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのkurtのレビュー・感想・評価

3.6
60年代のハリウッド、落ち目の俳優とその俳優の付き人兼スタントマンを、実際に起きた事件「シャロンテート事件」を絡めて描いた作品。
タランティーノ監督作品。

落ち目の俳優の苦悩と悩みを悲哀感たっぷりに演じるディカプリオ、自分のペースを崩す事なく行動をするスタントマンをブラッドピット、絵力の強い2人ながら、中々上手く噛み合っていたと思う。相変わらずのブラピのカッコ良さや2人の演技はさすが。アドリブも結構入っているらしい。
60年代を感じられる雰囲気も見事に再現。

実際の事件の結末を変えてくる辺りに、監督の事件への気持ちが表れている様にも感じたし、監督らしい爽快感のある終盤の展開は何度観てもスカッと最高!ワンちゃんも大活躍。

シャロンテート事件の概要を知っていると、より楽しめると思われる作品。面白かった。
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