楽しみにしていたタランティーノ最新作。
公開初日の昨日の鑑賞では途中少し寝てしまったので、2日連続で鑑賞しました。
初回はブラッドピッドのカッコよさ、2回目の今日はディカプリオの魅力が印象に残りました。
主演2人の魅力全快の作品ではありますが…映画全体を通してみると印象の薄い作品でした。
テーマ自体がシャロンテート事件、マンソンファミリー、ヒッピー文化、マカロニウエスタン…自分には到底身近に感じられない題材が軸になっていること。
ラストも過去のタランティーノ作品を観ていれば想定内の結末で、劇場内で笑いが起きる緊張感のないバイオレンスシーン。
いつものタランティーノ作品に充満している緊張感やジリジリとした焦燥感は皆無。
音楽も個人的には今ひとつでした。
優しさに満ちた作品でしたが、やはり昔の突き抜けたカッコ良さにタランティーノの魅力を感じます。