かまちょ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのかまちょのレビュー・感想・評価

4.0
初日、翌日と何かとあって劇場行けず…
9/1ファーストデーに観賞。

いゃ〜
タランティーノワールド全開ですね。
彼だからこその世界観とこだわり。

そして一見無駄とも思えるセリフのやりとりやセンスの良い音楽。

劇中に出てくる「作品」も現存のものと架空のものが入り混じり
架空の物も魅力いっぱい(笑)
単品で見たい物もありました。
何年か後にスピンオフできないかな(笑)

道場人物も実在する往年の名スターが登場。スティーブ・マックイーンやブルース・リーなど。。。

幼い時の情報で当時のブルース・リーはハリウッドスター数名に格闘技を教えていた…と父親から聞いておりその中に
スティーブ・マックイーンやジェームズ・コバーンなどいたらしい。。。
その情報を元に観た「大脱走」でマックイーンが好きになり。
まさか、あの人が…あの作品に…というなんとも言えないご褒美的映像。。。

なんか、そんな「ハリウッドの豆知識」的なネタがいっぱいあって
パルプフィクション同様、説明が難しい快作でした。

また、ディカプリオもさることながらプラピのかっこよさは半端ない(笑)
後半、ハイになったシーンは同じくタランティーノ脚本の初期作「トゥルー・ロマンス」にちょい役で出ていた若き日のプラピを彷彿せてくれました。

そしてマーゴット・ロビー「この時代のセレブ」がほんとよく似合う。

個人的にはプッシーキャット役のマーガレット・クアリーのビッチぶりも良かったです(笑)

最後のクライマックスは…..見てのお楽しみですね。

一つはっきりと言えるのは画面のどこを切り取ってもおしゃれなポストカードに見えるような映像はおススメポイント。

過去のタランティーノ作品が好きな方は絶対ハマる作品だと思います。

あと、パンフには劇中劇の「素早く殺せ リンゴ」のポスターついてますよ(笑)
(確か家の中にも飾られてた)

あ、あとスタッフロールでタランティーノ作品の常連ティム・ロスのクレジットがあったような…
しかも名前の後に(CUT)と入っていたような気が。。。
これって出演、撮影までしていてカットされたって意味なのかな?
これから見られる方、ご確認お願いします(笑)
かまちょ

かまちょ