なんかタラン。
実際の事件をベースとしながら、それを映画というフィクションの力で書き換え、虚構の力を、映画の素晴らしさを、高らかに歌う。やろうとしてることはすごい好き。
でも一体なにがシャロンテートを生存ルートに導いたのか、みていてよくわからなかった。もっと「映画」というものによって、というのがあったら良いのに。イングロリアスバスターズで「映画」を物理的に使ってナチスを焼き殺したように。
でもリックとクリフが実在しない人物で、ある意味2人は「映画」そのもの、と考えれば映画の力で勝ったともいえるのかな。
ともあれ、今作はあまりはまらなかった。多くの人はどこにぐっときたのか知りたい。