MinaMi

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのMinaMiのレビュー・感想・評価

3.4
豪華な俳優陣で送る最高のB級映画。鑑賞にはポップコーンかピザが絶必。
何が起きても楽しんでやる意気込みで、見始めるといつものようなドンパチがなかなか起きないもんで、だんだんと物足りなく感じてくるものの、登場する女の子たちがとにかく可愛いのでそちらに夢中になってくる。目の保養。シャロン・テート役のマーゴット・ロビーは超キュートだし、ヤバめのヒッピーガールを演じるマーガレット・クアリーは日本人好みの漫画みたいな美少女。マセた子役のジュリア・バターズは顔立ちが整い過ぎて見惚れる。
もちろんダブル主演の二人も、くたびれたおっさん役がいい味出しててかっこいい。
板尾の嫁ばりに笑いを提供してくれるイタリア人嫁は本当にタランティーノの嫁さんというのも最高。なんちゃってブルース・リーのアチョー!はダサかっこいい。
いつものように章立てになってないのは意外だけど色んな味付けをして長い助走をつけた分だけ、あのシーンの切れ味は半端ない。大爆笑。しかしこのセンスはまともな気分で観ても楽しめないかも。バカになって深夜に観ることをオススメする。
カタルシスを経たラストシーンはおもろうて、やがて切ない。
ポランスキーがこの映画を観てどう思うかだけが気になります。

・脚本 6/10
・演技 6/10
・演出 8/10
・音楽 7/10
総合点 27/40
MinaMi

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