タランティーノの世界観が詰まった熱く、切なく、ちょっと馬鹿馬鹿しい映画。
会話だけでもそうですが、動きや表情で作るユーモア感、ウィットな表現は、見ていて、かっこいいなー。と思わせる。
吸えないけど。タバコ吸いたくなりますね。
演出としてすごかった部分は、ある女性が男性に一目惚れするシーンがあるんですが、わずか5秒くらいのシーンで、これと言って特別な動きや仕草をしているわけでもなく、エフェクトがかかったわけでもないのに、
「あー、この女性は、この男性に恋したんだな。」
と言うことがわかった。
それが、なぜ視聴者に伝わったのかが、よくわからない。
監督のテクニックなのか、わからないが、すごい印象的に覚えている。
ディカプリオが、西部劇に出演する出番待ちをしているシーン。
子役の子との会話が泣ける。
そんな場面があったかと思えば、
劇場全体が笑う場面を作ったりしている。
すっごい面白い、劇場で見てよかったと思う作品でした。