一つ一つのエピソードは繋がってないわけじゃないけど、しっかりした軸のある話というほどでもない。ダラダラ歩き回るような流れの中に登場人物の魅力や感動（ていうか半泣き、子役の女の子最高）は確かにあるし、薄い伏線なんかもあるにはあるけど、いきなり歪んだ姿勢で猛ダッシュ。そんな感じなのにカタルシスが半端じゃない。最高で爆笑。
シャロンテート事件の「予習」なんていうけど、適当にまとめたネット記事を斜め読みするくらいでOKなのでは。自分はそんな感じだった。
ただ知らなくてもこの映画の面白さがすべて損なわれるわけではないと思うし、一応前フリはあるので、死ぬほど勘がいい人ならうっすら理解できたりするのだろうか（ていうかそこもうほんのちょっとだけ説明しても別によかった気がするが…）。いやそれは流石に無理か。
