自責

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの自責のレビュー・感想・評価

3.5
タランティーノ作品の魅了は大きく2つある。

1つは冗長な、意味のない会話劇。
今作品でもディカプリオと子役、プラッドピットと牧場主など多くみられて概ね満足。
歳をとっても、ほんとにかっこいい2人。

もう1つはあえて入れる外しの要素。
マフィアのボスの奥さんとデートでやらかすかと思いきやヤクでどんちゃん騒ぎであったり、犯人が誰かと見てたら中盤でばらしたり。
この拍子抜けの要素で映画に釘付けになってしまうのだ。

今作はどちらもふんだんに使われていてとても面白い。
どう考えても監督の趣味の羅列の冒頭部分からはじまり、
ヒッピーの住処にいくシーンからは一気に雰囲気が変わり、目が離せない。
ブラピの感じも昔と変わらなくてサイコでアツイ。

ただ今までの映画より合わない人はとことん合わない、退屈に感じる映画だと思う。
ただ一つ言えるのは、「1969年8月2日、シャロン・テート事件でシャロン・テートは殺される」
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